隠れた糖類:どの料理に多く含まれている?
添加糖は現代の食生活における静かな敵です。デザートだけでなく、ソースやマリネ、調味料にも多く含まれています。WHOは、遊離糖類を1日25 g未満(総エネルギーの約5%)に抑えることを推奨しています。3,200以上のレシピを精査し、1人前あたりに最も多くの隠れた糖類が含まれている料理を明らかにしました。
調査手法 — WHOの基準と糖類/カロリー比
各レシピの1人前あたりの栄養データから糖類を抽出しています。「糖類/カロリー比」は、総エネルギーに占める糖類由来のエネルギーの割合(糖類(g)× 4 kcal / 総カロリー × 100)を示します。WHOは、遊離糖類を総エネルギーの10%未満、理想的には5%未満にすることを推奨しています。3つの色分け:緑(5%未満)、金(5–8%)、赤(8%以上)。15件以上のレシピがある料理のみ対象。ナトリウムは今回除外されました。塩分や発酵調味料の含有量はレシピによってばらつきが大きく、信頼性の高い比較が困難なためです。
料理別・平均糖類量
糖類含有量順の上位20料理 — 糖類/カロリー比に応じた色分け
主なポイント
ソースに潜む糖類
照り焼き、BBQ、甘酢あんなどのマリネやソースを使用する料理は、塩味の料理であっても平均糖類量が高くなります。調味料に含まれる隠れた糖類は、料理全体の糖類の30-50 %を占めることがよくあります。
菓子文化が平均を押し上げる
菓子文化が豊かな伝統(フランス料理、アメリカ料理など)では、サンプルに含まれるデザートによって糖類の平均値が押し上げられます。一般的なフランスのメイン料理には糖類はほとんど含まれませんが、ミルフィーユやフォンダンショコラが数値を大きく変えます。
最も健康的な料理
地中海料理(ギリシャ、レバノン)や東アジア料理(日本、中国)は、WHOの基準値以下に収まる傾向があります。糖類ではなく、ハーブ、スパイス、うま味で味付けをすることが、この結果の一因です。
糖類/カロリー比が示す真実
500 kcalで8 gの糖類(6.4%)を含む料理は、700 kcalで10 gの糖類(5.7%)を含む料理よりも、比率としては甘いことになります。糖類/カロリー比を用いることで、ポーションサイズの異なる料理間でも公平な比較が可能になります。
糖類含有量の多い順ランキング
| 順位 | 料理 | 平均糖類 |
|---|---|---|
| 1 | British | 19.6g |
| 2 | American | 17.3g |
| 3 | Maghrebi | 15.9g |
| 4 | Portuguese | 15.5g |
| 5 | Indian | 14.3g |
| 6 | Greek | 14.2g |
| 7 | Vietnamese | 12.5g |
| 8 | French | 12.2g |
| 9 | Thai | 12.2g |
| 10 | Middle Eastern | 11.8g |
| 11 | German | 11.2g |
| 12 | Japanese | 11.1g |
| 13 | Spanish | 11.1g |
| 14 | Mexican | 11.1g |
| 15 | Korean | 10.9g |
| 16 | Italian | 8.7g |
| 17 | Chinese | 7.5g |